料理とロジカルシンキング~フレームワーク編~

こんにちは、白衣です。

最近、「ロジカルシンキング」「論理的思考」といった単語をよく耳にしませんか?

IT化の進展などにより物事が複雑になっており、絡まった糸をほぐしていく能力が必要なのでしょう。

この論理的思考、ビジネスの現場で有効なのは言うまでもないですが、マンションの集会や町内会、家の水道管が壊れた時などにおいても有効なケースが多いです。

「そうは言っても、論理的思考って身につけるのは非常に難しいんじゃないの?」と思われる方が多いと思います。

もちろん精度の高い思考力はたゆまぬ努力が必須だと思いますが、フレームワークという簡単な考え方の型を知っているだけで解決できる問題も少なくありません。

そうは言ってもいきなりフレームワークをいくつも提示されても使いこなすことは難しいです。

そこで、本稿では論理的思考に役に立ち、身近なものと結びつけられて忘れにくいものについて解説します。

白衣が考える日常的に使いyやすい分類法
1. 用量依存性 DoseResponse
2. 経時変化 Timecourse
3. 局在 Localization

なんのこっちゃ、という感じだと思いますので、詳細を解説します。

 

1. 用量依存性 > どの程度力を加えたら効果が現れるのか

何か物事が起きている際、それは「どの程度の力が働いて引き起こされているのか」という考え方です。

料理を例に考えると、しょっぱい野菜炒めを食べた際、”どの程度の塩を加えたのだろうか?”という考え方です。

力というものは加えすぎても少なすぎてもダメです。

平和のために寄付が大切だからといって、全財産寄付するのは無謀ですし、生涯を通して1円も寄付しないというのも寂しいです。

物事が正常である時には必要な力が適切に働いており、異常な時には力が過剰であるか不足しています。

従って、「何か変だな」と思った際は、物事を因数分解して「力がどの程度働いているのか」を思案してみると良いです。

なお、”力がどの程度働いているか”の考え方に慣れた次は、”どのような力が”どの程度働いているのか、についてまで考えられるようになると考えの深みが飛躍的に増します。

 

2. 経時変化 > 変化が時間の経過と共にどのように変化するのか

物事が起きた際、それはどの程度の期間生じ続けるのか、またどの程度の期間力を加えると変化するのか、という考え方です。

料理で考えると「どのくらい常温で食材を放置すると腐るのか」、「弱火でじっくり加熱した時、どのくらいの時間加熱しつづけるのか」、「どのタイミングで調味料を加えるのか」といった考え方です。

加熱時間が長ければ長いほど、料理は焦げたり風味が飛んでいってしまいます。

逆に短すぎれば固形化しなかったり、半生だったりとイマイチなものが出来上がってしまいます。

ビジネスでも同様で、変化が起きている際は必ず力が働いていますが、その力が「どのタイミングで」「どの程度の期間力が加わり続けたのか」について着目する視点を持つと有用です。

3. 局在 > 変化はどこで起きているのか

簡単に言うと、変化が起きている場所はどこ(だれ、どの集団)ですか、という視点です。

牛肉と一言で言っても、肩ロースなのかハラミなのかで適切な料理・調理方法は変わってきます。

またカレーなど作る際にかき混ぜないと焦げますが、焦げやすい部位は鍋底のカレーです。

すなわち「鍋に入ったカレー」という集団の中でも「鍋底に位置する」カレーは変化が起きやすい、というような”分布”についてフォーカスすることも、「局在」の考え方に入ります。

まとめ

「用量依存性」「経時的変化」「局在」を網羅的に駆使した際の図が以下のイメージです。

何かが起きた際、「用量依存性」「経時的変化」「局在」について網羅的に考えると思考の幅が広がり、近視眼的になっていた思考のコリがほぐれます。

また、プロジェクトについて考える際に、「用量依存性」「経時的変化」「局在」を意識し、いつもと異なる「力の程度(人、金など)」「タイミング、キャンペーン期間」「ターゲット層、オンライン・オフラインでの販促」でプロジェクトを運営すると新たな発見があるかもしれません。

ちなみに「用量依存性」「経時的変化」「局在」とは薬の考え方のフレームの一種です。

頭痛薬の効果について考える際「どのくらいの量」で「どのくらいの間効果があり」、「頭に届くのか」という次第です(もちろん他に考える事項は山のようにありますよ!)。

フレームワークはこだわりすぎると本質を見失いますが、引き出しが何も無いというのも思考の幅が狭まります。

本稿が皆さんの思考に役立てば幸いです。

 

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